アラン・ブロードベント「’ROUND MIDNIGHT(ラウンド・ミッドナイト)」は王道のJAZZ?

宗教音楽が2つ続いたので、ジャンルを変えてジャズといきましょうか。最近、今回ご紹介するアラン・ブロードベントさんの「’ROUND  MIDNIGHT」のCD盤を何だか最近良く聴きます。ジャズのアルバムはあまり所有していないことは過去のブログで書かせてもらいましたけれども、数少ないジャズのアルバムの中でこのCD盤を良く聴く最大の理由は何と言っても音質が大変優れていることです。そして、このCD盤のジャケット・デザインのフォント、レイアウトはいかにもジャズテイストが感じられます。私はクラシック音楽も含めジャケット・デザインも購入動機として非常に重視しています。一曲目「GROOVIN’  HIGH」は一服の清涼剤のような曲です。ドラム、ベースにピアノソロが絡み合い何とも気持ちいいまさに王道のジャズという感じです。そしてこのアルバム全体の特徴として、非常に表情豊かなで雄弁なベースが挙げられます。アップテンポやスローなナンバーもあり、聴いていて飽きのこないCD盤ではないかと・・アラン・ブロードベント氏はニュージーランド出身のピアニストで、ライナーによるとナタリー・コールの一連のアルバム、「アンフォゲッタブル」、「スターダスト」、「テイク・ア・ルック」などのアレンジを担当されているようです。「テイク・ア・ルック」は音質、オーケストレーションが素晴らしいアルバムで、購入当初は毎日のように聴いておりました。アラン氏がアレンジされていたのですね。

スピーカーはJBL  Model4319  Control  Monitorにスピーカーケーブルはファイアーバード・ラウドスピーカーケーブルS/Sタイプ(シングルワイヤリング)+ファイアーバード・ジャンパーケーブルB/Sタイプで繫いでいます。高級スピーカーではありませんが、やはりジャズを聴くと水を得た魚のごとくいきいきとした再生音が楽しめます。パーソネル・・アラン・ブロードベント(ピアノ)、ブライアン・ブロンバーグ(ベース)、ジョー・ラバーベラ(ドラムス)、2004年、ロスエンジェルス、キャラバサス、キャッスル・オーク・レコーディング・スタジオで録音、CDレーベルはKing Record、CD番号はKICJ 481となっています。