エレーヌ・グリモーさんの「モーツァルト/ピアノ協奏曲」のライヴCD盤のご紹介です。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ協奏曲については、今年の10月2日にブログにアップさせていただきました。その時のピアノ協奏曲は15番で、しかもアナログ盤でのご紹介でしたが、今回はCDのライヴ盤で、第19番ヘ長調と第23番イ長調になります。第19番と第23番の間の4トラックから6トラックは、ソプラノ歌手であるモイツァ・エルトマンさんとの共演で、モーツァルトが作曲した美しいアリアが収録されています。それぞれの協奏曲は私の大好きなピアニストであるエレーヌ・グリモーさん、オーケストラはバイエルン放送交響楽団室内管弦楽団です。二つの協奏曲共々ピアノが軽やかで、よくもまあこんなに指がスムーズに動くのかと感心させられます。さすがプロのピアニストです!興味がある方は是非聴いていただきたいです。レーベルはドイツグラムフォンでCD番号はUCCG-1561になります。ライナーにはグリモーさんのモーツァルトの楽曲に対するイメージ、解釈等をオスヴァルト・ボージャンという方が述べられています。このCD盤は程度の良い小型スピーカー(出来ればバイワイヤリング対応のものでジャンパーケーブルを併用した接続・・HP参照)で聴くと小気良いピアノが聴けます。

ピアノ協奏曲 第23番 イ長調(ケッヘル488)は第19番よりピアノ協奏曲としての完成度があり、より洗練された感じがします。またまた偉そうで申し訳ありません。あまり難しく考えないで天上の音楽に浸るいう点でモーツァルトの協奏曲ほどふさわしいものはないのでは?と思います。ただ、聴き込むうちにだんだんと飽きてくるのは私のわがままでしょうか?モーツァルトの後は、ガーシュウィンのアナログ盤のおすすめをお伝えします。