ロシア軍によるウクライナ侵攻(というより侵略です)が始まって、今年の2月で1年が経とうとしています。何時になったら収まるのでしょうか?どうしてこんな状況になったのか?子供達も一般市民も多く亡くなっています。ウクライナの小さな女の子が空襲で亡くなった時その子の母親の悲痛な表情、叫びを忘れる事はできません。ロシア軍のウクライナの発電所などインフラに対する攻撃で電気がほとんど使えない、食料事情も大変な状況の中、ウクライナの人々は頑張っておられます。一刻も早くウクライナに平和が訪れるよう祈わずにはいられません。
ジョン・レノンの2枚目のソロアルバム「IMAGINE」について、私ごときが文章をブログにアップするのは僭越だと思いますし、情けないことにタイトル曲 ” IMAGINE “の歌詞をじっくりと読んだことは今までありませんでした。レコードで頻繁に聴いていたにもかかわらず。以下、” IMAGINE “の歌詞を抜粋してみます。
「想像してみて、天国なんてないのさ やってみれば簡単だよ 自分の下には地獄もない 上には空だけがある
想像してみて、すべての人々は今日のために生きていることを
想像してみて、国家なんてないことを 難しいことではないさ 殺すべきべきものも、そのために死ぬこともないんだ
宗教もまた ない
想像してみて、すべての人々が平和に生きているところを 」
ほんのさわりの歌詞ですが、最後の部分から、世界中の人々が ” イマジン ”のように考えて、行動することができるように なるのなら争いは減っていくはずである」と。この曲が2012年に開催されたロンドンオリンピックの閉会式で流れました。平 和の祭典のフィナーレに相応しい曲目だとは思います。冒頭で書かせていただいた現在進行中のウクライナ侵攻(侵略)を終 わらせることは簡単なことではありませんし、多くの国々の大変な努力が必要であることは言うまでもありません。しかし、 なんとしても終わらせなければいけないのです。青臭い言い方ではありますが音楽の力でなんとか終わらせることはできないものかと・・・
今回ご紹介するこのCDは2000年に発売された ”イマジン〜ミレニアム・エディション〜<リミックス&デジタルリマスタリング>”盤になります。CD化された当初のものは所有しているのですが、音質を比べると明らかに音の拡がり、チャンネルセパレーションが向上しているのがわかります。小型スピーカーにシングルワイヤリング接続(B/Bタイプ)+ジャンパーケーブル(B/Sタイプ)で試聴しております。低域も程よく出ており聴き易い音質になっています。若い方々には、ジョン・レノンの ”IMAGINE ”を是非じっくりと聴いていただきたいと願っております。ただ、レコードは1971年に発売されたものなので、録音は決して優れたものではありませんし、リミックス&デジタルマスタリングで編集したとはいえやはり時代は感じます。やはりここはアナログ盤で聴くのがより当時の空気感というか時代性を感じると思います。CD番号は TOCP-65522になります。