オーディオ機器は時間が経てばどうしても故障してしまいますよね?Vol.1

私がたまに使っているCDプレイヤー  STUDER  D-730 mk2 の調子がなんだかおかしくなりまして。普段はヤマハのCDプレイヤー CD-S2000を使用しているのでCD再生が出来ない訳ではないのですが、定評ある機器なのでやはり気になります。STUDER  D-730 mk2を長持ちさせるため、壊れないように細心の注意を払ってたまに使うようにしていたのですが。以前、背面のRCA出力端子にガタがきてしまったのと、メンテナンスを兼ねて輸入元のステラヴォックス・ジャパンさんで部品取り替え等をしていただきました。それからかなりの時間が経ってしまったので調子が悪くなったようです。STUDER  D-730 mk2は1998年の7月に秋葉原の老舗オーディオショップで新品で購入したのでかれこれ25年目になります。オーディオ雑誌の試聴コーナーにはCDプレイヤーの標準器として必ず登場していました。元々は業務用CDプレイヤーとして誕生したプロ機ですから酷使に耐える壊れにくい機器だったんでしょうねで、まあ20年以上よく動いてくれたと思います。ダメもとで輸入元のステラヴォックス・ジャパンさんに問い合わせをしたところ部品がないので修理は不可能とのこと。あとはオーディオ修理の業者さんを探して修理していただくしかありません。気長に探そうかと思っております。

私がこのCDプレイヤーを気に入った一番大きな理由はそのデザインです。スイスのブランドなのでスイス人のインダストリアル・デザイナー?の方が担当されたのですかね。日本人のデザイン感覚では絶対に生まれないものです。秋葉原の老舗オーディオショップで試聴したCD盤は当時気に入っていた”エリック・クラプトン/アンプラグド”でした。その再生音を一発で気に入り購入しました。それなりに高額な製品であるSTUDER D-730 mkなのですが、CDプレイヤー等の回転系の機器は故障するという前提で購入された方がいいと思います。購入時に付属していたムラサキ色のサイドウッドがどうにも気に入らなくて、下の写真を見ていただきたいのですが、横浜の木材加工の会社にお願いをしてカリンの木を加工してもらいビスを付け替えました。いまだに思うのですが、なんでサイドウッドをムラサキ色にされたのかSTUDERさんの真意がわかりません。