ファイアーバード・ラウド・スピーカーケーブル6.5mの音質が落ち着いてきました。

4月5日にアップしたブログ 「オーディオ機器は時間が経てばどうしても故障してしまいますよね?Vol.2」の中で、スピーカーケーブル(ファイアーバード・ラウド・スピーカーケーブルB/Sタイプ)の長さを6.5mにしたものを自宅用に制作したことをお知らせしました。あれからほぼ1週間が過ぎまして、ケーブル自体の音質もだいぶ落ち着いてきましたので、ご報告させていただきます。ズバリ言いますと、全く問題ない音質だと断言できます。以前はペアで3mのものをバイワイヤリング接続で繫いでおり、今回はシングルワイヤリング+ジャンパーケーブル接続ということで、音の変化というか多少の劣化(音の力感など)を覚悟しておりました。それにコントロールアンプ(マッキントッシュC46)は故障しているので、ヤマハのプリメインアンプA-S2000をコントロールアンプ(プリアウト端子があるので)として使っているなどアンプ関係も価格的にクォリティ的にダウンしている状況を鑑みてみると、ちょっと満足できないかなと・・・思っておりましたが、杞憂でした。と同時に高額な海外製コントロールアンプを使う意味はあるのかなと。海外製アンプやCDプレイヤー等は故障したらちゃんと直してくれるのかなあとか、修理してもらったらかなり高額になるんじゃないの?とかいろいろ考えてしまいます。たまたまヤマハのA-S2000にはプリアウト端子がありましたが、全ての高級プリメインアンプにあるとは限りませんが・・・

今クラシック音楽のアナログ盤を聴きながらこのブログを書いております。”ドイツグラムフォン/アナログ・ディスク 不滅の名盤シリーズ ”のもので、作曲家はセルゲイ・プロコフィエフ、指揮はクラウディオ・アバド、演奏はシカゴ交響楽団で、A面の曲目は「スキタイ組曲/アランとロリー 作品20」、B面は「交響組曲/キージェ中尉  作品60」です。バスドラム(大太鼓)が大活躍しております。このバスドラムの音の出方がいかにもアナログ盤なのです。最新のデジタル録音のCDの中には、薄っぺらい音のものがたまにありますが、このアナログ盤は大変音が分厚く、さすがに”アナログ・ディスク 不滅の名盤シリーズ”と謳っているだけのことはあります。CD盤もあるとは思いますが、できたらアナログ盤で聴いていただきたい。尚このシリーズは盤の反りと不要振動を抑えるために180gの超重量盤レコードとして仕上げられているものです。レコード番号はPOJG-9011(小さい数字で2530 967)、録音は1977年(アナログ録音)、シカゴ・シンフォニーホール、レコーディング・エンジニアがクラウス・ヒーマンという方です。