2024年、最初のブログは天才プロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」です。

2024年の幕開けは、石川県能登地方を襲った大地震でした。元旦からいきなりショッキングなニュースでしたが、地震の規模は阪神淡路大震災の3倍くらいらしいです。未だに行方不明の方々の一刻も早い救出を願ってやみません。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。そしてその日の夕方にはJAL機と海上保安庁の飛行機の衝突炎上と、元旦に大変なことが続けざまに起こりました。こちらも亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

さて、2024年の最初のブログはロシアの天才プロコフィエフ作曲/バレエ音楽「ロミオとジュリエット」のハイライトCD盤であります。イギリス・ルネッサンス期の劇作家シェイクスピアは、作家活動約20年の間に37編もの戯曲を残したそうです。シェイクスピア・バレエの中で最も人気が高いのが、今回ご紹介する「ロメオとジュリエット」だと言われています。物語は皆さんは大体ご存知だと思います。天才作曲家プロフィエフについては、2023年12月13日にアップしたブログを見ていただければと。「ピーターと狼」のような子供達に向けた曲を書いたと思えば、今回のバレエ音楽「ロミオとジュリエット」を作曲したりと、やはりプロコフィエフはプロの作曲家です。このCD盤は録音が素晴らしく、当然ですが音質も素晴らしい!1990年に、カナダ、モントリオールのセント・ユスターシュ教会で録音されたものです。指揮はスイス生まれのシャルル・デュトワ氏、オーケストラはモントリオール交響楽団です。レーベルはLONDON/DECCA、CD番号はPOCL-5135になります。このCD盤は小型スピーカーでも素晴らしい音質で鳴ってくれますし、難しいことは考えないでBGM的に聴いてもいいでしょうね。

ところで、私はこのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」のアナログ盤も所有しています。ジャケットデザインは違うものの、指揮者、オーケストラも同じです。CD盤の後にアナログ盤を聴いてみて感じるのは、CD盤より低域の出方がより迫力があってズシンとくるところはアナログ盤ならではの音ではないかと思います。ただ、CD盤より収録されている曲数は少なめです。低域の出方については重量盤(180g)であることは盤の反り等を防ぐためとライナーには書いてありますが、私はそうは思いません。重量級の盤ならではの溝が深めになっている?等、なにかしらの影響はやはりあると思います。