クラシック音楽では、やはりベートーヴェンは外せない作曲家なのでしょうかね?

クラシック音楽の世界では、大変乱暴ですが、作曲家の人気投票ではおそらくベートーヴェンが1位なのでしょうか?確かに交響曲、協奏曲、器楽曲での作品の数、質で他の作曲家を凌駕していることは、ベートーヴェン作品のCD盤なんかを聴けばなんとなくわかりますが、個人的にはベートーヴェン作品のCD盤やアナログ盤は本の数枚しか所有しておりません。数ある交響曲で一番有名でほとんどの方が知っているのは、ベートーヴェンの第9あたりでしょうか。その次はというと日本では ” 運命 ” の呼び方の第5番あたりかなと。海外では ”運命 ” なんていう言い方はしないみたいですが。まあ、あまりにも天才過ぎるのが私にはちょっと鼻につくといったところでしょうか。

そのベートーヴェンですが、聴くとやはり凄い曲だなあと感じるのは、交響曲第6番ヘ長調 Op.68 ” Pastoral ”/邦題 ” 田園 ” であります。早朝に聴くととても清々しい気持ちになるのは私だけではないと思います。以前、朝にクルマを運転しながらJ-WAVE(関東地方をカバーするFM局)のある番組のクラシック音楽を流すコーナーで、この ” 田園 ” の第1楽章を聴いた時は結構感動しました。その時のオーケストラ、指揮者がだれだったかは忘れましたけれども。日本の町並みを見ながら聴いても、これだけ感動したのですから、これがウィーン周辺?の田園風景を見ながらだったなら・・・。

前々回、前回のブログでお話しした、ビクターK2デジタルプロセッシング処理(xrcd2盤)されたシリーズの中の一枚で、フリッツ・ライナー指揮、演奏はシカゴ交響楽団の演奏で感じたのは、ヴァイオリン等の弦楽器の音が大変美しいなあという印象です。ベートーヴェンという作曲家の構造的な作曲手法というか、素人の私では旨く説明などできませんが、やはり天才と呼ぶべき人なのでしょうね。そこらあたりの説明はこのCD盤のライナーの中でクラシック音楽評論家の小石忠男氏によって詳しく説明されております。ベートーヴェンの作品の解説をするというのはクラシック音楽の評論家の方々の日頃の勉強ぶりが問われるということでしょうね。評論家の方々にとってもベートーヴェンの楽曲の紹介は緊張の連続なのかもしれません。