壊れたアンプ、テクニクスSU-V40の変わりにヤフオクでゲットしたケンウッドのアンプ、KA-3060Rは相変わらずいい音を聴かせてくれています。今回はChario Reference 100というイタリアのスピーカーについてご紹介しようと思います。このスピーカーは現在発売されていませんので、中古オーディオ店あるいはオークションサイトで購入することになります。私は数年前、秋葉原の「テレオン」というオーディオショップで購入しました。サイズ的には小型ですが、びっくりするほど低域が良く出ることと、スピーカーユニットの配置がユニークなこと、そして一番の理由は購入金額でした。たしかペアで¥45.000くらいだったと記憶しています。オーディオの足跡というサイトで確認したところ、定価が1 本¥29.800でしたので、実売価格的にはこんな金額だと思います。このスピーカーは底面にバスレフポート(穴)があるので、正面は大変すっきりとしたレイアウトになっています。ただ、エンクロージャー(箱)の質感は、あまり高級感はありません。この価格でこんな素晴らしい音を聴けるのですからオーディオは面白いですよね。モノ作りは結局”作る人”のセンスなのでしょうか。低域担当のスピーカーである”ウーファー”を上部に持ってきて、高域スピーカーを下部に置いていますが、通常は逆の置き方です。この置き方が低域の出方に影響しているのかもしれません。先程、底面に置かれたバスレフポートの位置についてお話をしましたが、イメージとしては低域が底面から地を這うように広がる感じとでもいいましょうか・・・
バナナプラグに対応していないテクニクスSU-V40に繫いで長らく聴いていたにもかかわらずアンプとオーディオケーブル、そしてスピーカーケーブルを変えたらこんなにも音が変わるのか大変驚いています。バナナプラグに対応したスピーカー出力端子があるケンウッドKA-3060Rを落札して大正解、長い間ヤフオクで探した甲斐がありました。端末プラグ(今回はバナナプラグでしたが)でしっかり固定されたケーブルだからこそ、細やかな音も、低域の躍動感などもきちんと聴くことができるのでは・・・手前味噌になりますが、”ファイアーバード/ラウドスピーカーケーブルはアンプのグレードを簡単に上げてくれるものだと確信しています。